オーディオテクニカの新ケーブル

オーディオテクニカは、音質にこだわるユーザーに向けたケーブルとして「ARTLINK(アートリンク)」シリーズを30年近く販売してきているのですが、このロングセラーシリーズを昨今のHi-Fiオーディオ業界のトレンドに合わせて一新し、新しいケーブルラインナップ「FLUAT(フリュエット)」を発売しました。

シリーズ名の「FLUAT(フリュエット)」は、英語の「Fluent(淀みのない)」と、その語源であるラテン語の「flu(流れ)」、Audio-Technica を組み合わせた名前となっていて、線材、素材、構造はもちろんのこと、設計思想をいちから見直し、音の輪郭と高域の伸びを細やかに表現する6N-OFC(Oxgen-Free Copper)と力感のある低域表現と広大な音場を実現するPCUHD(Pure Copper Ultra High Drawability)に、純度99.99%(4N)、酸素含有量10ppm以下の無酸素銅線 HYPER OFCを加え、これまで味わったことのないオーディオ空間を再現、独自の被覆に対するアニール処理「Heat Relieve処理」を採用しています。

また、絶縁体として最高クラスの電気特性を誇るフッ素樹脂テープ採用により、信号エネルギーのロスを最小化。導体に直接スパイラル巻きすることで、通常の押出被覆と比べ、導体に加わる機械的ストレスを低減しています。

シリーズ第1弾として、RCAケーブル「AT-IC700R」と、XLRケーブル「AT-IC700X」、パワーケーブル「AT-AC700」の3種を11月12日より発売。

f:id:odioland:20211230093416p:plain
FLUAT(フリュエット)」シリーズ