「赤帯」モニターヘッドホンに後継機。

多くのプロ現場で使われているソニーの業務用モニターヘッドホン「MDR-CD900ST」、通称、赤帯。 その発売は1989年ですから、まさに伝説のモニターヘッドホンといってもいいくらいの製品です。

MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン
MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン

世界最先端技術を誇るソニーと、洗練・熟知された音創りの感性とノウハウを持つソニー・ミュージックエンタテインメントとの共同開発によって生み出された完全プロフェッショナル仕様のスタジオモニターヘッドホンで、多くのスタジオで採用されている超定番モデルなのですが、時代が令和となり伝説のモニターヘッドホンに新モデルが登場しました。

MDR-M1ST
MDR-M1ST

とはいえ、この新モデルは、「MDR-CD900STを置き換えるものではない」ということで、900STも継続販売されようです。

なんでもこの新モデルは、ハイレゾに対応した新世代機という位置づけのようで、価格は31,500円。

約4年半をかけて音質を磨き上げたという密閉ダイナミック型のスタジオモニターヘッドフォンのようで、独自開発の40mm径ドライバーユニットを採用。可聴帯域を超えるハイレゾの音域をダイレクトかつ正確に再現可能としています。

再生周波数帯域は5Hz~80kHz、音圧感度は103dB/mW、インピーダンスは24Ω(1kHz)、最大入力は1,500mW。ケーブルを除く重量は約215g。

ケーブルが着脱可能となっており、まさに今風に誕生したようですね。